神楽。特に夜神楽は、宮崎県ではお隣の高千穂町と椎葉村が有名です。
宮崎県の県北には、未だ神楽が伝承されている地域が多く、諸塚村もそのひとつです。
“ かつて諸塚村には、集落ごとに「神楽」が伝わっていたという。それを示す古面を今も保有する集落がある。しかし時代の流れとともに次第にその伝承地は減少し、現在は「戸下神楽」「南川神楽」「桂神楽」が、二十二番~五十番の番付(夜神楽)を伝える。これらの神楽群を総称して「諸塚神楽」と呼ぶ。 ”
百彩の森から 諸塚の神楽と人々のくらし より抜粋
諸塚の神楽はお昼頃から翌日の朝まで、夜中舞われる「夜神楽」と各集落のお祭りの際に舞われる「昼神楽」の2種類あり、この本で主に取り上げられているのは「夜神楽」です。
一章「百彩の森へ 諸塚村の風景」では、山と共にある村の暮らしや風景に触れ、そこから 二章「百彩の森のまつり 諸塚神楽」へと
続いていきます。
「戸下神楽」「南川神楽」「桂神楽」諸塚村に残る3つの夜神楽を一番ずつ丁寧に解説。フルカラーの写真と併せて読み進めていくことで想像がかき立てられ、実際に自分の目で神楽を見たくなります。
昨年、初めて夜神楽を鑑賞した諸塚村観光協会スタッフは、この本を小脇に抱え「今何が行なわれていて、どういうものなのか」を逐一確認しながら一夜を過ごしました。(途中でお酒が回るまでですが)
三章「山と生きる 諸塚村の生活」では、諸塚の暮らしが描かれています。山の仕事、山の恵み、山に住む人々。
神楽だけでなく、諸塚を知ることもできるこちらの本。
ご自宅にいながら諸塚を近くに感じられる一冊です。
企画編集 : 諸塚村神楽等広報用書籍出版企画委員会
著 者 : 高見乾司 Kenji Takami
写 真 : 狩集武志 Takeshi Qualishu
平成二十八年 三月三十一日 初版第一刷発行
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